2019.05.29
ハゲは遺伝するという悪魔的理不尽をなんとかしたい
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
私は、父親も母親も髪の毛が薄いという生粋のハゲ家系なのですが、遺伝という悪魔的理不尽をかみしめる毎日です。
親は選べませんからね。
もちろん、ハゲには遺伝以外の原因もあると理解はしているのですが、それでも遺伝という要素が一番デカいと思っています。
そもそも、遺伝以外の原因がメインだとしたら、ホームレスにフサフサな人がたくさんいるという事実の説明がつきません。
つまり、ハゲというのは生まれた瞬間に背負わされる重い十字架なのです。
ですが、いくら遺伝だからといって簡単にハゲを受け入れたくはありません。
そのように思っている人のために、遺伝とハゲの関係について紹介します。
この記事の目次
ハゲが遺伝するメカニズム
AGA(男性型脱毛症)は主に男性ホルモン「テストステロン」と血中酵素の「5αリダクターゼ」が結びつき、「ジヒドロテストステロン(DHT)」が生成されることによって引き起こされます。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、髪の毛を抜けさせる凶悪なホルモンで、毛根に存在する「アンドロゲン受容体」に受け取られることで、髪の成長をストップしたり皮脂を過剰に分泌したりして髪の毛の成長を邪魔してきます。
つまり、このジヒドロテストステロン(DHT)こそが倒すべき悪の親玉なわけです。
そして、ジヒドロテストステロン(DHT)を発生させる元になる、「5αリダクターゼ」と「アンドロゲン受容体」は遺伝によって活発さが変わると言われています。
遺伝は父親から?それとも母親から?
では、ハゲ遺伝子は父親と母親のどちらから遺伝するのでしょうか。
結論からいうと、どちらからも遺伝します。
ハゲ遺伝子は「優性遺伝」するといわれています。つまり、父親あるいは母親どちらかがハゲ遺伝子をもっていればそれらは優先的に子供に受け継がれることになります。
という方は、記憶をたどって生物の授業で習った「メンデルの法則」を思い出してください。
緑色(優性)のエンドウ豆と黄色(劣性)のエンドウ豆を交配したところ、緑色(優性)のエンドウ豆のみがあらわれるというあれです。
優性と劣性をかけ合わせると優性の遺伝子が勝つ。これがいわゆる「優性遺伝」です。
ここでいう緑色(優性)のエンドウ豆の遺伝子が、ハゲ遺伝子なのです。
とツッコミたくなるところですが、遺伝子的に優性と決まってしまっているのでどうしようもありません。
優性遺伝の法則が当てはまる以上、父親と母親のどちらか、もしくは双方にハゲ遺伝子があると、高い確率で子供にも遺伝しやすいのです。
参考:メンズヘルスクリニック東京 薄毛・ハゲは誰から遺伝する?薄毛と遺伝の因果関係
気になる人は遺伝子検査という手段がある
自分がハゲやすい遺伝子をもっているか調べる方法として、遺伝子検査という手段があります。
口の中の粘膜を採取して専門機関に郵送すると、DNAを調べてハゲやすい遺伝子をもっているかどうかを教えてくれます。
AGAクリニックに行くと、だいたい治療費とは別にオプションで3万円くらい払うと調べてくれます。
私の場合、調べるまでもなくハゲ遺伝子をもってるだろうと思ったので遺伝子検査はしたことがありませんが、どうしても気になる方は試してみてもいいかもしれません。
ハゲる運命に抗え
実は、近年ではハゲる運命に抗って薄毛を治療できる時代になってきています。
ハゲの原因である悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を発生させる「テストステロン」と「5αリダクターゼ」の結合をブロックする薬が見つかったからです。
それが、医薬品の「プロペシア(フィナステリド)」です。
なので、プロペシアを服用すると高確率でハゲ改善が期待できます。
ただし、プロペシアは医薬品なので、かなり怖い副作用のリスクがあります。たとえば「性欲減退」や「うつ症状」などです。
なので、かならずAGAクリニックでお医者さんの診断を受けてから服用することをおススメします。
副作用が気になる人は、医薬品ではないので効果はプロペシアに劣りますが、ノコギリヤシエキスにも同じ効果があると言われています。
ノコギリヤシエキスが含まれた育毛サプリを飲むのも選択肢の一つとしてありだと思います。
※参考:フィナステリドとノコギリヤシと薄毛改善効果を裏付けた臨床試験
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