2021.09.20
ノコギリヤシは薄毛に本当に効果があるのか? 体験談を語る~前編~
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
ハゲをなんとかしたいと考えたときに、私がまず目をつけたのは「ノコギリヤシ」でした。
なので、ノコギリヤシエキス成分の入った育毛サプリを約2年前から飲み続けているわけですが、本当に効果あるんでしょうか。
今回はその体験談も含めて、なぜノコギリヤシなのか。服用のメリット・デメリットなどをまとめています。
この記事を読めば、ノコギリヤシと薄毛についてかなり詳しくなり、リアルに薄毛が改善するかどうかを知ることができます。
この記事の目次
ノコギリヤシは薄毛に効果があった
結果から先にいうと、ノコギリヤシが配合されたサプリを使用し始めてから約2年間で、多少なりとも効果はありました。
サプリ使用前の頭頂部の写真▼
これが2年後には、明らかに頭皮の見える部分が減って以下の写真のようになりました。
サプリ使用2年後後の頭頂部の写真▼
※毎日摂取量を守って飲み続けた結果。効果には個人差があります。
サプリを飲み始める前は、
なんて考えていたので、あきらめなくてよかったなと思います。
もちろん、育毛サプリと同時にぷろたんプロデュースのバンブーショットも使い続けてこの結果なので、単純にノコギリヤシ(育毛サプリ)だけの力ではないとは思います。
詳しくは後述しますが、ノコギリヤシには脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑える効果があります。
そのため、抜け毛を防止することはできますが、毛母細胞を活性化させたり血流を良くしたりして発毛を促す効果はありません。
「攻め」というより、「守り」の育毛法といえます。
ただ、攻めまくったあげく守りがおろそかで生えてきた髪の毛がすぐに抜けてしまっては本末転倒なので、育毛はまず守りを固めることから始めるのがベターだと思います。
ノコギリヤシと薄毛との関係
ノコギリヤシとは、米国東部を原産地とするハーブです。
細くて1メートル前後の長い葉が扇状に付いているのが特徴的で、葉の形がノコギリのようにギザギザしていることから「ノコギリヤシ」と名付けられています。
実はこのノコギリヤシのエキスには、薄毛の原因である男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)を減少させる働きがあります。
1998年以降、イタリアの研究グループなどにより論文も発表されているのですが、その対象人数の少なさなどにより、未だにノコギリヤシエキスは日本では医薬品とは認められていません。
※医薬品として認められるという事は、治療効果が医学的に証明されているという国のお墨付きを得るという事です。
しかし、AGA治療でも使用される医薬品「フィナステリド(プロペシア)」と同じ効果がヨーロッパ等の海外では一般的に認められていることから、ハゲ(特に頭頂部のハゲ)改善に一定の効果があるといわれています。
古くからノコギリヤシの生息する地域に住んでおり、ノコギリヤシを食用として使っていたインディアンにハゲている人が異常に少ないのも、その成分のおかげであるという説が有力です。
ノコギリヤシと薄毛改善を関連付けた臨床的試験
この試験はイタリアで行われ、2012年に発表されたものです。
フィナステリドの薄毛改善率68%には及ばないものの、38%の男性に薄毛の改善が見られたというデータが公表されています。
ノコギリヤシの改善率38%は単純に数字だけ見れば低く見えますが、「サプリメントでの改善度」として見れば、かなり高い数字だと考えられます。
※参照 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23298508
AGA(男性型脱毛症)を発症している100名の男性被験者を50名ずつに分け、それぞれの群が24ヶ月間ノコギリヤシ320mgとフィナステリド1mgを使用し、AGAへの効果を検証しています。効果の有無は写真判定で計測。
ノコギリヤシとフィナステリドを2年間使用した結果、ノコギリヤシを使用した群の38%に改善が見られ、フィナステリド群では68%に改善が確認されています。
この中でフィナステリドを使用した群は中等度レベルの薄毛に対して66%の改善が確認され、ノコギリヤシに比べより効果的であったことが認められています。
また、ノコギリヤシの薄毛改善効果は頭頂部のみであったのに対し、フィナステリドは生え際から頭頂部まで幅広く改善したとも。こういった作用やメカニズムの相違にを明らかにするためにさらなる研究が必要と締めくくられています。
続きは後編へ
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