2021.01.11
育毛サプリはサプリの形状に注目すべき理由とは?
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
薄毛を気にする人たち向けの商品やサービスはいろんなものがあり、その中のひとつに育毛サプリがあります。
育毛サプリの中には抜け毛の原因となる脱毛ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の発生を抑えるノコギリヤシエキスを初めとする育毛に良い成分が多数入っています。
しかし、実は育毛サプリの形状によって有効成分の摂取量が変わってくるのをご存知でしょうか?
実は私も最近はじめて知りました。
本記事では、育毛サプリの形状の違いについて詳しく紹介します。
この記事の目次
育毛サプリには「オイル状」と「粉末状」がある
育毛サプリの形状ですが、大きく分けてオイル状と粉末状の2種類のパターンがあります。
写真のように、オイル状はソフトカプセルに、粉末状は錠剤またはハードカプセルに配合されます。
では、以下でそれぞれの違いをみていきます。
オイル状
育毛サプリの代表的な成分であるノコギリヤシエキスはノコギリヤシというヤシ科の植物から採取されるのですが、そもそも原料のエキスはオイル状のドロドロした状態で抽出されます。
抽出したノコギリヤシエキスを、形を変えずにそのままソフトカプセルに閉じ込めたのがオイル状の育毛サプリです。
オイル状のままソフトカプセルに閉じ込めるのは「超臨界抽出法」という特殊な製法が必要で、素材を100%に近い純度の高い状態で閉じ込めることができ、有効成分の変質や劣化が起こりにくいのが特徴です。
粉末状
原料から抽出されたオイル状のノコギリヤシエキスを、いったん粉末状にして再度錠剤やハードカプセルの形に固めなおしたのが、粉末状の育毛サプリです。
ノコギリヤシエキスをいったん粉末にすることで、他の有効成分と混ぜやすいというメリットがあります。
しかし、粉末状にして再度固める過程で純度が下がり、有効成分が失われやすいというデメリットもあります。
どれくらい有効成分が失われるのか
一般的にオイル状のノコギリヤシエキスの有効成分を100%だとすると、粉末状のノコギリヤシエキスは45%程度まで落ちるといわれています。
参照⇒https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3798925/
ノコギリヤシエキスの摂取量の目安
ノコギリヤシエキス摂取量の基準となった臨床試験
ノコギリヤシエキスの摂取量の目安は約320mg/日です。
理由としては、2012年にイタリアで発表された研究結果で、ノコギリヤシエキスを摂取して薄毛に効果のあった基準が320mgだったからです。
※参照記事⇒https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23298508
要約AGA(男性型脱毛症)を発症している100名の男性被験者を50名ずつに分け、それぞれの群が24ヶ月間ノコギリヤシ320mgとフィナステリド1mgを使用し、AGAへの効果を検証しています。効果の有無は写真判定で計測。
ノコギリヤシとフィナステリドを2年間使用した結果、ノコギリヤシを使用した群の38%に改善が見られ、フィナステリド群では68%に改善が確認されています。
そして重要なのが、この臨床試験で使用されたノコギリヤシエキスは「オイル状」のものだったということです。
本当に必要な摂取量とは
つまり、ノコギリヤシエキスで薄毛改善の効果が期待できるのは「オイル状」でかつ「320mg」有効成分が配合されていることが条件といえそうです。
どちらかの条件を満たしていない場合、もしくは両方満たしていない場合でも効果は出るかもしれませんが、やはり期待値としては低くなるんではないでしょうか。
個性豊かなハゲメンたち。
ぷろたん隊長
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