2020.09.16
MIU404を観て「相棒」について考えてみた【後編】
どうもきっしーです/(^ー^)
前回の続きからです。
最近ハマっているドラマ「MIU404」を観て、相棒について考えていたら、昔のコンビ時代のことを思い出してしまいました。
今考えると、とてもいい相方だったと思うのですが、その当時コンビは中々うまくいかず、争いは続き、結局志半ばで解散をすることになりました。
この記事の目次
コンビ解散
解散の直接的な理由は、僕が逃げたからだったのですが、、僕の言い分はこうです。
お互いが相手の信頼を失い、自分も相手を信じられなくなったから。
コンビ2年目、僕たちはなんとか事務所に所属することができたのですが、その事務所ライブはほとんど受からずフリーライブでは滑り倒し、M-1では屈辱の1回戦負け。
ネタを書いていて、年上の僕がコンビのイニシアティブをとっていたのですが、徐々にそのバランスが崩れ、相方の気持ちがどんどん離れていくのがわかりました。
それが辛くて、一緒にいることが耐えられなくなってネタをすることも辛くなり、自分も相手も全てを責め、気絶するほど悩んだ結果、僕は相方とのネタ合わせから逃げ、月一回マストの事務所のネタ見せも行くのをやめました。
大人としてとても無責任ですが、僕はその時、「相手にどうダメージを与えるか?」しか考えられませんでした。
解散してから思った事
そこから自分を取り戻そうと他の人とトリオを組んでみたり、ピンでやって観たり、いろんな人と関わってみたりする中でその当時の相方と同じ状況を自分も経験し、そこで自分がいかに愚かだったかということを改めて認識しました。
ネタを書かなくても
- ライブでお客さんをいつも呼んでくれた
- やりたいことを譲ってくれた
- 相方にひどいことを言われても、それでも信じて僕と一緒に続けてくれた
- 一人暮らしで貧乏な僕に、こっそりバイト先のお弁当を山盛りくれた など
そんな相方の優しさを、自分を守るために見て見ぬふりをしたり、もしくは気がつかずに過ごしていたけれど、いざ自分が同じような状況になったとき、あの時相方はこうするしかなかったんだなと実感し、心から謝罪をしたいなという気持ちが湧き上がりました。
そう思っていましたが、世の中は狭くなんだかんだで会う機会がありました。
僕は会えたらこう言おうと決めていました。
「あの時は、本当にごめん。」
僕は言いました。
ですが、状況も状況だったので軽く流されました。
2020年8月現在、しっかりとした謝罪はできていませんが、少なくとも連絡を取れるまでにはなりました。
5年経って今思うこと
自分は、愚かな人間です。
だけど、他人も愚かな人間です。
だから、愚かな部分を補い合って生きていく。
それでも、人間は愚かです。
だけど、それを認め合い生きていくことで、
ひとりの愚かな自分よりもできることの可能性が広がることは確かです。
仕事・恋愛・家族…様々な相棒がいると思います。
その相棒とうまくいかないことや争い事も多々あるかと思います。
だけど、なんの為にその相棒がいるかといえば、共通の目的を達成するためにいるのだと思います。
そして、それを達成した時の喜びは、1/2ではなく、2倍、3倍になるはずです。
僕はコンビ時代、相方に伝えられなかった思いがあります。
直接伝えてもいいのですが、恥ずかしいのでここで書いちゃいます。
「お前も俺も面白くないから、頑張らないといけない」
ってずっと言ってきたけど、お前も俺も面白いよ。
その面白さを世に出すことができなくてごめん。
面白かったし楽しかったから、短かったけどコンビでい続けたし、正直今も少し引きずってる。
でも、あの当時はお前のおかげで本当に楽しく過ごせたし、自分の人生においていい経験になったわ。
俺の相方になってくれて、本当にありがとう!
俺の「2億」倍幸せになってくれ。(シラフで書いてます)
僕にはその相棒が今はいません。
ひとりでその目標に到達しようと頑張っています。
だからどんな相棒でも、あなたに相棒がいてくれるだけ幸せだと思ってください。
そして、
いいかげん誰か…僕の人生の相棒になりませんか?
そのために、僕は見た目をよくするため育毛を頑張ります。
そして、頑張った先には、もっと魅力的な自分がいるはず!
おまけの動画♪(僕の笑いのセンスがわかる動画)
YouTube – デコにかける 「夜に駆ける」(YOASOBI)替え歌
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