2020.10.10
くせが強い僕の髪。。なぜくせ毛になるのか?
どうもきっしーです/(^ー^)
僕の昔からの悩み。
それは、くせ(っ)毛です。。泣
※高校時代のくせ毛に遊ばれていたきっしー
大学生になるまでどうしても癖っ毛を受け入れられず、ヘアアイロンまで買いました。
※ヘアアイロンをバリバリに使用した19歳のきっしー
大人になるにつれて徐々に受け入れられるようになってきましたが、30歳を超えてからまたくせ毛で悩むようになりました。
それはもちろん、ハゲてきた事に関係があります。
今までは襟足部分だけ癖が強かったのが、頭頂部や前頭部にかけて髪の毛に纏まりがなくなり、チリチリになりやすくなりました。
それがどうしてもハゲ散らかした印象を与え、清潔感もなくなると悩んでいました。
そして現在もその悩みを抱えています。。。
今回は、このくせ毛のメカニズムとどのようにして防いでいけるのか? を調べてみました。
この記事の目次
髪の毛の構造
まずは、髪の毛の構造がどうなっているのか? というと、大きく3つの部分で構成されています。
中心には「毛ずい質(メデュラ)」があり、その外側には水分を含む「毛皮質(コルテックス)」、さらに一番外側の表面を「毛小皮(キューティクル)」が覆って内部を守っています。
毛皮質にはメラニン色素が含まれていて、このメラニン色素の量によって髪の色が決まるのです。
メラニン色素がなくなった髪が白髪というわけです。
余談ですが、金髪にするときに使うブリーチは、このメラニン色素を破壊して色を抜いていくと言う薬剤です。
そもそもくせ毛と直毛の違いとは?
では直毛の毛髪とくせ毛で、何が違うのかと言いますと、毛皮質(コルテックス)の構造にあります。
画像参照 : DREAM ROOM HPくせ毛と直毛の違い より
直毛の毛髪は、水分を含みやすいタンパク質「オルソコルテックス(Oコルテックス)」と、水分を含みにくいタンパク質「パラコルテックス(Pコルテックス)」が均一に存在しているのに対して、くせ毛の毛髪はOコルテックスとPコルテックスが偏って存在しています。
この二つのタンパク質が均一に並んでいる髪(直毛)は、湿度が多い時でも真円に近いまま膨らむのでくせは出にくく、一方でくせ毛ではコルテックスの配置に偏りがあるため、膨らみ方もバラつきがあり、膨張率の差がうねりや広がりといったくせを作りだしてしまうのです。
くせ毛の原因は遺伝?
両親ともくせ毛の場合、子どもがくせ毛になる確率は90%とも言われています。
くせ毛が遺伝するというよりは、「毛根の形」や「毛穴の形」などが遺伝するのです。
毛根が歪んでいる、もしくは曲がっていると、くせ毛になります。
直毛の人の毛根が真っ直ぐなのに対し、くせ毛の人の毛根はゆがんでいたりまがっていたりしています。
毛根が真っ直ぐだと、生えてくる毛も真っ直ぐになりますが、毛根が歪んだり曲がったりしていると、生えてくる毛も同じように生えてくるのでくせ毛になるのです。
また、毛穴の形が楕円形などの変形になっていると、くせ毛になります。
通常は毛穴が丸いので真っ直ぐに髪の毛が生えますが、毛穴が楕円形だと髪の毛の表面が楕円形になって、くせ毛になるのです。
こうした毛根の歪み・曲がりや毛穴の形は、遺伝要素による所が大きいため、必然的にくせ毛の原因=遺伝となります。
このようなタイプのくせ毛は、根本的な改善をすることが難しく、縮毛矯正など美容的な施術をするしかありません。
遺伝以外の後天的なくせ毛になる要因
「元々は直毛だったのに、歳を取るに連れて髪質が変わって、くせ毛になった」
という方もいらっしゃるかもしれません。
これは若い頃と違い、頭皮環境や体質が変わったからということに他ならないのですが、どういったものがこの変化をもたらすのでしょうか?
① 年齢
0〜20歳くらいまでは頭蓋骨が変化し、毛根や毛穴が安定しません。
また、メラニン色素も少なく、透明感のある髪をしていることが多いのですが、青年期になると、頭蓋骨が安定し、毛根や毛穴も安定していきます。
そして、ホルモンバランスも変化することによってメラニン色素が増え、髪の毛が硬化し、くせが出やすくなると言われています。
さらに歳を重ねると、髪の毛の質が変わってくると言われています。
その要因は、
- 頭皮(皮膚)が老化し、たるみや乾燥によって毛穴の形状が変化する
- コルテックスの構造が変化する
です。
つまり今はくせがなくても、今後くせが出始めたり、さらにくせが強くなることも十分に考えられます。
② 生活習慣
細かなことをあげるとキリがないので、一言で生活習慣です。
食事、睡眠、喫煙などが影響すると言われていますが、ホルモンバランスや皮脂の分泌を変化させ、髪の毛や毛根に影響を与え、くせのある髪の毛になりやすくなります。
③ 自分に合わないヘアケア
人それぞれ、髪質や体質は違います。
ですが、一番くせ毛に影響すると言われているのが、乾燥です。
仮に脂っぽさが気になり、洗浄力の強いシャンプーを使っていると逆に頭皮が過度に脂を落としてしまい、髪や頭皮が乾燥し、くせが出やすくなることがあります。
しかし、その逆も然りで余分な脂を落とし切れていない場合、毛穴がつまり、髪の毛が細くなってくせが出やすくなることもあります。
くせ毛対策
遺伝を除いて、後天的なくせ毛の一番の対策は、やはり頭皮環境を整えることだと思います。
ですがそれでは大雑把すぎるので、具体的に考えられる方法を挙げていきたいと思います。
① 食事
栄養のバランスをしっかりすることは、全ての体づくりの基本です。特にも、タンパク質、ミネラルは髪にとって大切なものであり、不足しやすい栄養素です。
また、脂の多い食べ物は当然頭皮の脂を増やしてしまう恐れがあるので、過度に摂取しないように心がけましょう。
② 食事以外の生活習慣
睡眠不足や喫煙は、ホルモンバランスを乱れさせると言われています。
毛髪には、女性ホルモン(エストロゲン)が深く関与していて、バランスが崩れると髪の成長や艶などに影響すると言われています。
また、喫煙に関していえば、老化を早めたり、皮脂を増やしたりします。これは、くせ毛だけでなく、薄毛にも非常に関わることですので、ぜひ禁煙することをお勧めします!
って、僕はまだ喫煙者なのですが . . .
③ シャンプーを変えてみる
一番は自分にあったシャンプーを使うことが重要ですが、どのシャンプーを選んだら良いか?と言うのは悩むところです。
そこでお勧めしたいのが、アミノ酸系のシャンプーです。
他のシャンプーと比べ、少し高価なものですが、刺激が少なく、皮脂を適度に洗い落とすため、保湿され乾燥を防ぐことができます。
ですが、正しく使用していないと脂が落としきれず、かえって毛穴を詰まらせてしまうので要注意です。
とにもかくにも、大切なことは、毛穴を詰まらせない、乾燥を防ぐ、と言うことがまずは重要と言えます。
これは薄毛対策にもつながるところかもしれません。
くせ毛で悩むあなた、今一度、あなたも自分の生活を見直してみてはいかがでしょうか?
おまけの動画♪(満足度高め、再生数低めだよ)
YouTube – 【ゴスペラーズ/ひとり】ハゲの替え歌「ひたい」(アカペラ)
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