2019.03.14
ハゲが本当に欲しいものって何?
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
そう感じているあなたは、ハゲてしまうかもしれない恐怖と不安に押しつぶされそうになっているのではないでしょうか。
「なんとかしないと」という焦りから、育毛剤を使ってみたり、アートネイチャーに数百万ツッコんで増毛したりする人もいます。
私もハゲ改善に効くといわれる色んな方法を試してきました。
・シャンプーを変える
・育毛剤を使う
・頭皮マッサージ
・オナ禁
など
そのなかには効果があったものもあれば、なかったものもあります。都市伝説ともいえるような怪しい改善法にも手を出してましたね。
私がハゲはじめた頃は、まだハゲに関する正確な情報はあまり出回っていませんでした。私自身が若造で情報を見分ける目がなかったのもありますが、ネット上には本当かウソか分からないようなうさんくさいハゲ改善法が蔓延していたのです。
その中から、自分が出来そうなハゲ対策を片っ端からやっていきました。
でも、ある時ふと思ったんですね。
この記事の目次
髪の毛を増やす目的を明確にしよう
ハゲを目の前にして焦る気持ちもわかりますが、一度立ち止まって本当に欲しいものを考えてみましょう。
あなたはなんのために髪の毛を増やしたいのか。
恥ずかしい思いをしたくないから?
イジメられるのが怖いから?
理由は人それぞれだと思いますが、髪の毛を増やすのはあくまで手段であって、その先に真の目的があるはずです。
私の場合は、「モテたい」
男の欲望丸だしですが、これが一番の目的でした。
「モテたい」と思ったきっかけ
もともと引っ込み思案で陰キャだった私は、現在28歳ですが、生まれてから彼女が出来た事が一度もありません。
そんな中でも特に好きだった女の子が、大学時代に出会ったリンカちゃん(仮名)でした。大学時代に所属していたサークルの後輩で、めちゃくちゃ可愛くて、性格もいい子でした。
当然、男どもから人気で競争率も高かったのですが、なんとかして付き合えないかなと思っていたわけです。
ちなみに、私は当時からハゲていたので、そのサークルではもれなく「いじられキャラ」だったのですが、リンカちゃんはそんな私にも分け隔てなく接してくれました。
ハゲは優しくされるとすぐ好きになりますw
いじられキャラは最初はイヤでしたが、だんだん慣れてきて何も感じないようになっていました。むしろ率先してハゲネタをぶっこむように。
ハゲネタを言うとみんなが笑ってくれるので、日陰の人生を歩いてきた自分が一瞬でも人気者になれた気がして嬉しかったのかもしれません。
特にリンカちゃんが笑ってくれたときは、この笑顔をもっと見たいと思いました。
自分の想いが止められなくなった私は、意を決してリンカちゃんに告白します。
返ってきた答えは、即答で「NO」
リンカちゃん:「ハゲ丸先輩のことは好きですけど、彼氏っていう感じじゃないんです…。」
いやー、音速でフラれましたねw
さらに追い打ちをかけるように、私が告白してしばらくすると、リンカちゃんは同じサークル内のフサフサイケメンと付き合っていました。しかも、そいつは私のことを一番いじってきていたヤツ。
フサフサイケメンに殺意を覚えると同時に、自分のイケてなさに絶望しました。
フラれてみて分かったことは、結局、男同士のマウンティングで勝ったヤツがモテる。これはほとんど間違いないと思います。なぜなら、動物園のボス猿がハーレムをつくるように、女の子は立場が上の男に惹かれるからです。
人間もしょせんは動物なので、自分を守ってくれそうな強い男を好きになるべく、太古の昔から女性のDNAに刻み込まれているのです。
しかも、勝つヤツはとことん勝って全てを手に入れ、負けるヤツはどん底まで負けて欲しいものを奪われる。それがこの残酷な弱肉強食の世界です。
いじられキャラは絶対にマウンティングで勝つことはできません。速攻で馬乗りにされ上からボコボコに殴られてしまうのです。
私は自分の本心を隠していじられキャラを演じ、リンカちゃんを「笑わせてきた」つもりでしたが、実際はただ「笑われていた」だけでした。
強い男がモテるという原理原則からすれば、私がやってきたことは全部、自分を恋愛対象から外してくださいと言わんばかりの行為だったのです。
そもそもそもハゲネタが面白いのも、自分より不幸なヤツがいるという安心感から笑っているわけです。
この件があってから、いじられる原因となったハゲを克服すべく果てしない私の挑戦は始まりました。
自分を好きになろう
ずっと育毛に取り組んできましたが、一進一退を繰り返して実は今でも結構ハゲていますw
もはやあきらめに似た気持ちも芽生え始めてきました。もしかしたら、私はモテとは縁がない人生なのかもしれません。
しかし最近は、世界中の女の子から嫌われたとしても、自分だけは自分を好きでいてあげようと思うのです。
どこかの本で読んだのですが、「自分を好きになれない人は、人から好かれることもない」そうです。
これはどういうことかというと、
①自分が幸せでなければ、余裕がないので周りの人を幸せにすることはできない。
②他人を幸せにできる人は好かれる
③そのため、まずは自分が幸せになることが先決
という理屈です。
確かに、私はハゲというコンプレックスのせいで自分が嫌いでした。でも、そんな欠点も含めて自分を好きでいてあげようと思うのです。
自分を好きになれない人は、自信がなく負のオーラを発してしまうので、余計に人から好かれなくなります。
なんかオカルトチックな話になってきましたが、ここまでくると、髪の毛の有無よりも気持ちの持ちよう次第な気がしてきます。
そういう意味で、私が本当に欲しかったものは「髪の毛」でも「モテ」でもなく「自己肯定感」なのかもしれません。
「そのままのハゲ丸が好きだよ!」と言ってくれる人が世界に1人でもいればどれだけ救われることか…。
誰も言ってくれないからには自分で言うしかないじゃないですかw
でも自己肯定感さえあれば、たとえ髪の毛がなくたって幸せになれるはずです。
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