2021.09.30

不摂生な生活をしていてもフサフサな人がいるのはなぜなのか?

ぷろたん愛用のBAMBOOSHOT

どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。

若ハゲで悩んでいるあなたであれば、生活習慣が薄毛に関係していると聞いたことはないでしょうか。

ハゲ丸
でも、知り合いはタバコも吸うし、ラーメンばっかり食べてるのにフサフサ。オレはそんな身体に悪い生活はしてないのにハゲてるんだが…。理不尽すぎる!

よくこんな風に思っていました。

確かに、めちゃくちゃな生活をしているのにフサフサな人はごまんといますし、薄毛は生活習慣を正したぐらいではどうにもならないようにも思えます。

かといって、薄毛と生活習慣が全く関係ないかといったらそんなことない気もするし、結局どうすればいいんやーと悩む人もいるんじゃないでしょうか。

この記事を読めば、薄毛と生活習慣の関係と気を付けるべき点が分かります。

 

薄毛と生活習慣の関係

まず前提として断っておきたいのは、生活習慣は薄毛になる原因の一つに過ぎないということです。

薄毛の原因として最も大きいのは悪性の男性ホルモンが抜け毛を誘発するAGA(男性型脱毛症)です。

AGAになりやすいかどうかは遺伝で決まるので、どれだけ生活習慣に気を付けていようが放っておくとハゲる人はハゲてしまいます。

ですので、まずはこの原因を対策するのが先決なのですが、なかには生活習慣が薄毛の原因になってしまっている場合もあります。

もちろん、これらの2つの原因が同時に発生していることも。

なので、生活習慣を規則正しくしたからといって髪の毛が生えてくるとは言い切れませんが、生活習慣に気を使わないよりは気を使った方がいいし、少なくとも何の対策もしないのと比べると何かしらの対策をした方が薄毛になりにくいと言えます。

薄毛改善は総合力の勝負です。これだけやっとけば安心ということはなく、出来ることは全部やるぐらいの勢いが必要なのではないでしょうか。

生活習慣に気を付けることは薄毛の「必要条件」ではありますが「十分条件」ではないということです。

 

薄毛になりやすい生活習慣1.タバコを吸う

タバコが身体に悪いということは、もはや常識ですよね。最近は副流煙の有害性が取りだたされてどんどん喫煙者の肩身が狭くなっています。

それでもタバコがやめられないというあなた。タバコは実は薄毛にもかなり悪影響です。

タバコがAGAの原因となる男性ホルモンを増やす

タバコは、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンを増やしてしまうことが分かっています。

ハーバード大学の公衆衛生学部が、中年男性およそ1200人を対象に喫煙者と非喫煙者の男性ホルモンの量を調査したところ、喫煙者は非喫煙者よりジヒドロテストステロン(DHT)が13%も増加していることが判明しました。

参考:https://www.mouhatsu-saisei.com/male/aga-cause/

ジヒドロテストステロン(DHT)は抜け毛を増やしてヘアサイクルを乱す恐ろしい悪性の男性ホルモンで、AGA治療をしている人の多くはこのジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑えるための薬やサプリを飲んでいます。

そんな努力を無駄にしてしまいかねない威力がタバコにはあります。

タバコで血流が悪くなる

タバコに含まれるニコチンは、自律神経を刺激して血管を収縮させるために血流を悪くする効果があるといわれています。

髪の毛を育てる栄養は血液によって毛根へと運ばれていくので、血流が悪くなってしまうと髪の毛に栄養が十分に行き渡らず、髪の毛が成長しにくくなります。

髪の毛の成長に必要なビタミンが奪われる

髪の毛が健康に育つための栄養素のなかでも、ビタミンは重要な役割を占めています。

特にタバコが悪影響を与えるのは、ビタミンCとビタミンB12です。ビタミンCはニコチンによって壊れやすく、ビタミンB12はタバコに含まれるシアン化水素という物質と結び付きやすいため、体内に不足しがちです。

しかも、ビタミンCは血管を拡げる作用をするビタミンEの吸収率を上げる作用があるのですが、これがニコチンによって壊されることでビタミンEの吸収率が悪くなり、その結果血流が悪くなってしまいます。

対策

対策としては禁煙。これにつきます。

愛煙家の方にとってはつらいとは思いますが、これを機に禁煙にチャレンジしましょう。

浮いたお金で育毛剤や育毛サプリを購入すれば、髪の毛にとっても一石二鳥です。

 

薄毛になりやすい生活習慣2.過度なストレス

過度なストレスも薄毛にとって良くありません。

ストレスが毛包の成長に影響を与えることは実験により明らかになっているのですが、なぜそうなっているのかという詳しい点までは実はまだ分かっていません。

ただ、明らかに抜け毛が増えたとか、細くて弱々しい毛が抜ける場合はヘアサイクルに異常をきたしているという証拠なので要注意です。

対策

人によってストレスを感じやすい人とそうではない人がいます。

まず、あなたが何に対してストレスを感じているのか書きだしてみましょう。

そして、我慢できない程の過度なストレスを抱えている場合は、ストレスの原因を断ち切れないか考えてみるといいと思います。

趣味などでストレス解消に励むのもいいのですが、問題の根本解決にはなっていないため一時しのぎにしかなっていないからです。

 

薄毛になりやすい生活習慣3.睡眠不足

睡眠中、特に22時~2時の間は成長ホルモンが一番多く分泌されます。

なので、この時間に眠っていないと成長ホルモンの分泌量が減り、毛母細胞の働きが悪くなってしまいます。

また、成長ホルモンは髪の毛や頭皮の傷みを修復し、健康な髪の毛を育ててくれる作用もあります。

髪の毛や頭皮が傷んでいると抜け毛に繋がるため、成長ホルモンがしっかり分泌されることが抜け毛予防にとって重要です。

また、さきほど挙げたストレスは睡眠にも関係しています。ストレスがたまると、アドレナリンが多く分泌されるそうです。すると脳が興奮状態になって眠れなくなります。

そうして睡眠不足が続くと、それがストレスになりまた眠れなくなる。そして抜け毛につながるという負のスパイラルが起きてしまいます。

対策

睡眠をしっかりとりましょう。出来れば22時までに寝るのがベストです。

最低6時間は寝たいですね。人間の集中力や活力は睡眠によって回復します。睡眠不足だと次の日もボヤっとした状態が続き、生産性の悪い日々が続きます。

朝早く起きる生活は髪の毛だけではなく健康にもいいですし、意外と朝の方が仕事がはかどったりもします。

 

薄毛になりやすい生活習慣4.過度なダイエット

近年ではランニングやマラソンがちょっとしたブームになっていますが、健康的な生活を送るという観点からもダイエットをする人が増えているように思います。

ですが、ダイエットをやりすぎると身体自体に負担を掛けることにもなりますし、以下の理由で薄毛の原因になるかもしれません。

栄養が不足する

髪の毛が成長するには栄養が血液を通して毛根に運ばれなければなりませんが、過激なダイエットをすると肝心の栄養が不足してしまいます。

特に、食事制限をしている場合は注意が必要です。

毛根に栄養が行かなくなると髪の毛が成長せず、抜け毛の原因になります。また、髪の毛の成長に特に重要な栄養素があります。

髪の毛はタンパク質でできているので、タンパク質はもちろんですが亜鉛やビタミンなどをバランス良くとることで髪の毛の成長を促します。

ホルモンバランスが乱れる

ダイエットによってホルモンバランスが乱れることで、薄毛の原因となる男性ホルモンが多く分泌されてしまう可能性も考えられますし、代謝が低下すると血流が悪くなるのでやはり薄毛の原因になります。

対策

きちんと栄養のある食事をとりましょう。

もし、日々の食事だけで栄養が補充できない。どうしてもダイエットしたいから食事は増やせないという人はサプリメントに頼るといいと思います。

 

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