2021.03.20
ハゲが傷つく瞬間あるあるを言いたい。
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
「ふと鏡を見ると頭皮が見えていたとき」
キツイですね。
「面と向かってイジられたとき」
ツラいですね。相手との関係性にもよりますしネタに昇華できていたらまだいいですが、そうではない場合心に深いクリティカルダメージを負ってしまってもおかしくありません。
「合コンで明らかに自分だけ相手にされていないとき」
これもツラいです。もはや地獄の時間です。頑張って話を女子に振っても会話が続かない。そもそも目の輝きが自分の時だけ違う。初見でアウトオブ眼中にされた感覚は何回かやってみると敏感に察知できるものです。
よく見ると目の奥が死んだ魚の目をしてますからw
ただ、個人的に一番傷つくのって「何気ない一言」じゃないかと思うんですよね。
ハゲていてもっとも傷ついた瞬間
私とハゲの出会いは20歳の頃でした。
友人に「おまえ、頭ヤバくね!?」と言われたのがきっかけで、家に帰って鏡の前で自分の頭頂部を覗いてみると、確かに髪の毛のスキマから地肌が見えていました。
その友人とは長い付き合いで、だからこそ心配して言ってくれたんだと思います。
何度見ても残酷な現実は変わりません。
見た目のかっこよさを追い求め、モテたい盛りだった当時の私はめちゃくちゃ思い悩みました。
そして、周りから容赦なく浴びせらせる何気ない言葉の数々。
「このキッチンペーパー薄くない?あっ。すまん。」
「ワカメ食べた方がいいんじゃない…。」
「うん。ちょっと…。(頭を見ながら)ごめんね!」
などなど。
思うに、直接的に「ハゲ!」と言われるよりも、憐れむような表情から発せられるこういった何気ない一言で傷つくパターンが多かったです。
おそらく自分を傷つけまいとして気を使って言ってくれているんでしょうが、実際はギタギタに傷つき、涙で枕を濡らしているということを世間の人には分かってほしい。
慰めてほしいわけじゃない。優しくしてくれとも言いません。
ただ、普通に接してほしかったんですよね。
「若いのにかわいそう」といった目で腫れものを触るかのようにされることが一番の恐怖であり、悲しみでした。
そこからはひたすら現実逃避です。ハゲを隠してビクビクしながら生きる日々が続きました。
今思えば早くハゲ対策をしとけば良かったのですが、このあまりにも残酷な現実を受け入れることが出来なかったのです。
それをハゲっていうんだろ!ww
と今になっては思うんですが、当時は髪型を工夫したり、帽子をかぶったりしてなんとかごまかしていました。
ですが、会う人がみんな自分の薄い頭頂部を見ているような気がして精神的にかなりしんどかったです。
そんな毎日が続くと、セルフイメージがどんどん下がっていきます。
自分の運命を呪い、人生に絶望していました。
ただ冷静になって考えると、ウダウダ悩んで問題の本質に向き合わず逃げ続けていてもダメですよね。
若くて精神的に幼かったので、仕方ないといえば仕方ないんですが、できる事なら当時に戻って一刻も早くハゲ対策を始めたいところです。
今回はポエムみたいになってしまって申し訳ないのですが、ハゲが傷つく瞬間あるあるについてでした。
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