2020.09.14
紫外線は髪の毛にとって悪なのか?
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
ハゲ情報に敏感なあなたであれば、紫外線が髪の毛に良くないというのを聞いたことがないでしょうか。
紫外線から頭皮を守るために帽子をかぶるのか、でも帽子をかぶると蒸れて良くないっていうし…。
特に今年の夏みたいに猛暑が続くと紫外線に敏感になってる人も多いんじゃないでしょうか。
今回は真相をつきとめるべく、紫外線と髪の毛の関係について調べてみました。
この記事の目次
紫外線が髪の毛に与える悪影響
紫外線が髪の毛に与える悪影響について以下の日本化粧品技術者会誌の資料を参考にしました。
詳細が知りたい方は以下のリンクを見てほしいのですが、簡単にポイントだけお伝えします。
髪の毛が細くなる
髪の毛が紫外線に当たると、タンパク質が髪の毛から溶け出すことがわかっています。
髪の毛は中心部分にあるメデュラ、その周りを囲むコルテックス、そして1番外側にあるキューティクルの3層から成る構造からできています。このうちコルテックスの部分はほとんどをタンパク質が占めており、コルテックスの太さがそのまま髪の毛の太さに直結します。
研究によると、
- 強い紫外線を当てれば当てるほど
- 紫外線に当たる時間が長ければ長いほど
コルテックスからのタンパク質溶出量が増えていくことがわかりました。
タンパク質が溶け出す=髪の毛が細くなってしまうことになります。髪の毛の本数は同じでも1本1本が細くなると、ボリュームが少なくなってハゲてるように見えてしまいます。
弾力やコシ、まとまりがなくなる
紫外線がもっとも強くなる真夏の正午頃と同等の紫外線を、毎日1時間、3か月にわたって浴びた場合を想定して毛髪のダメージ量を計測した研究があります。
この研究によると、紫外線を浴びた髪の毛は、浴びていない髪の毛と比べてうねりが強くなり弾力やコシがなくなることがわかりました。
また、まとまりもなくなるため、全体的にパサついて見えてしまいます。
キューティクルがダメージを受ける
紫外線は、髪の毛のもっとも外側に存在するキューティクルにも影響を与えます。
紫外線によってキューティクルに空洞ができることがわかっているのです。この空洞はキューティクルホールと呼ばれており、キューティクルホールが大きくなったり増えたりすると髪の内部からタンパク質や水分が失われやすくなってしまいます。
髪の毛のほとんどはタンパク質で出来ていることから、タンパク質の流出は髪の毛が細くなることにつながっていきます。
頭皮にダメージを与える
紫外線を浴びると、肌と同様に頭皮も日焼けしてしまうものです。すると頭皮がパリパリとフケのようにむけたり、赤く炎症を起こしたりします。
また頭皮の水分量が減少するため、バリア機能が低下してしまうこともわかっています。このような頭皮のトラブルが起きることで髪の毛が健康に育ちにくくなり、薄毛につながってしまうことも否定できません。
まとめ
このように紫外線は肌に対する悪影響と同じくらい髪の毛にも悪影響を及ぼすことがわかりました。
ただ、紫外線を受けることで髪の毛が抜けてハゲるわけではなく、あくまで髪の毛が細くなったりして間接的にハゲる要因になりえるということでした。
なので、ハゲる直接的な原因である男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)対策を育毛剤や育毛サプリでしっかりしながら、紫外線にもなるべく気をつけていくといいんじゃないかと思います。
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