2020.12.16
ハゲ散らかした男が「金髪で損した事」を愚痴る
どうもきっしーです/(^ー^)
金髪で損した事
一度髪の毛が復活したときに、人生初の金髪にチャレンジしました。
そこから半年が経ち、再びハゲ散らかし始ました。
ですので、一度金髪から黒髪に戻し現状をあなたへお見せしたいと考えていました。
そんな矢先の出来事です。
僕は配達のアルバイトをしておりますが、自転車で配達をすることもあります。
その際必ず、帽子を着用しなければならないのですが、うまいこと黒い部分やハゲの部分は隠れ、見た目は金髪の子になります。
金髪にしてから、薄々感じていたことなのですが、お客様の僕に対する態度が、以前よりも2極化された傾向にありました。
より冷めた目で僕の事をみるか、もしくはイケメンでデレデレするか。
要するに、優しいか冷たいかという事です。
事実、金髪にしてから、たまたまかもしれませんが、チップや差し入れを頂くようになりました。
ですがある日、金髪が全く逆の悪い方に転んだことがありました。
1件目の納品先にて
自転車で配達をしていた時、1軒目でとあるお店に納品する物を持ち、建物に入ろうとドアを開けたところ、丁度、酔っ払った高齢の女性が出てきました。
そして、その女性に
と言われました。
僕は何のことを言っているのかすぐ理解できました。
説明しますと、納品先の玄関は少し高いところにあり、木でできた箱馬のようなものがあったのですが、その箱馬がひっくり返っていました。
僕が直すこともできたのですが、そもそもひっくり返していた可能性もありますし、手には荷物も持っていたため、気づいた時は何もしませんでした。
そこで、出ようとしていた女性とタイミングが被ったのですが、そのひっくり返った箱馬を見て、完全に僕のせいにしてきたのです。
その時は特に急いでいたなどもなく心も穏やかだったため、グッと堪え、何も反論をせず、しかし認めてしまわないよう「え?」という言葉と戸惑いの表情を貫きました。
結局、その疑惑も解消されないまま酔っ払いの女性は店員さんに見送られ千鳥足で帰って行きました。
丁度入れ違いだったので、僕もそれを待っていたところ次は店内にいたお客さんに、
店内の女性A : お兄さん! なんでドア閉めないの? 早く閉めてよ!
と怒られました。
理不尽なことがこうも立て続けに続くと流石に穏やかな気持ちでいたとしても、ゲリラ豪雨のように急転します。
と心の中では思っていましたが、そんな事は言えず、
きっしー : あのー、まだ店員さんが入られるので
と返すと、
店内の女性A : いいから閉めて! 寒いから!
と心では思いつつも、
きっしー : ちょっとお待ちください。今店員さんが入るので
とお客さんを説得し何とか場を納めました。
その後も、飲みの席ではありますが、雑談で僕の話をしているらしく多少イジるような話をしているのを聞いて、かなり頭にきていました。
お店の店主の「ごめんね」といった表情で少し救われましたが、そこで僕は思いました。
そこから2軒目へ行き、詳細は覚えていませんが、少し時間がかかり多少イライラしている状態で3軒目に向かいました。
3件目の納品先にて、僕の憂慮は確信に変わる
3軒目もお店への納品でした。
量も多く一度には運べない量だったので数回に分けて納品したのですが、一度ドアを開けようとした時、丁度店員さんがドアの掃除をしていたのでいつもはそのままドアを開けて「こんにちはー」と納品するのですが、この時は気を使って、ノックとドアを開ける前に
きっしー : こんにちはー。ドア開けてもいいですか?
と言うと、返事もなかったので何度か声をかけた後、恐る恐るドアを開けました。
そして入るとドア付近に店員さんがいたので、「こんにちは」といい、いつも通り納品するはずだったのですが…
丁度納品する場所に店員が混在していたため、入れ違うように「すみません」と言いながら、いつもの場所に納品しました。
すると . . . 中にいた60代くらいの男性に、
60代くらいの男性 : 君さ . . . 挨拶は?
60代くらいの男性 : 普通は挨拶して入って来るだろ?黙って納品しやがって。こっちは不審者かと思うだろ?お前はいつもそうなのか?
きっしー:いいえ…
ここからは心の中の声が大きくて、その男性がなんと仰ったか覚えてませんでしたが、ひどくお怒りになっているのだけは覚えています。
60代くらいの男性 : 聞いてんのか?
きっしー : はい。申し訳ございませんでした
確かに、その方への直接的な挨拶はなかったと思います。
しかし、その時挨拶もしていたと認識していた僕は、その理不尽さと何も言い返せない状況で、腑が煮えくりかえっていました。
※書いててイラッとしてきたので、かなり加筆していますww
と思いつつ、いつも通り納品の作業をしていると、
60代くらいの男性 : 違うだろ! カウンターに載せるんだよ!! 何?他の奴に聞いてこなかったのか?
きっしー : すみません。どのようにいたしますか?
60代くらいの男性 : んじゃー。これはカウンターに載せて…
男性の指示通り納品をすると、男性が、
60代くらいの男性 : 君、大学生?
きっしー : いえ、違います
60代くらいの男性 : 社会人か?
きっしー : はい
60代くらいの男性 : おおう、そうか…(コミュ障発動)
それからは、何も言って来なくなりました。
直接的な言葉ではなかったのですが、僕のアイデンティティを示すものが、目と金髪しかなかったため、若い大学生の礼儀も知らないお兄ちゃんだと思ったに違いありません。
事実、社会人というフレーズを言ってから明らかに言葉と態度が変わりました。
つまり、この金髪のせいで、若く見られ . . . いや、舐められ、はみ出し者?と見られたのだと思います。
しかし改めて考えてみると、自分自身、金髪の人を見るとき、舐めてはいませんが、やはりどこか普通ではないという目線をしていたので、そのような見られ方をすることもわかっていました。
だからこそ、金髪のイメージを払拭するために、今まで以上に丁寧に人と接してきたつもりだったのですが . . .
どうしても年配の方は、金髪というものを受け入れられないようです。
余談ですが、金髪の年配の方は逆に僕に優しくなりました。
結構礼儀とかはうるさい方だったのですが . . .
見た目ってやっぱり大事なんですね。
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