2020.06.09
なぜハゲ専門の美容院ができないのか?
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
ハゲてる人であれば美容院や床屋に行ったとき、一度はこう思った事があるんじゃないでしょうか?
毎回美容院に行くたびに思うんですが、カットした後に床に落ちてる髪の毛を隣の人と比べたときに、その違いに唖然とします。
カット時間にしてもフサフサマンとは雲泥の差です。
そこで、ふと思いついたことがあります。
ニッチで尖ったブランディングを掲げることで他の美容院にない価値がでるんじゃないか?
そう考えたわけです。
しかし、実際にハゲ専門の美容院なんて聞いたことがないですよね。私クラスが思いつくことなんて既に多くの人が思いついてるでしょうから、それがないのはそれなりの理由があるはずです。
今回は、なぜハゲ専門の美容院ができないのか考察してみました。
この記事の目次
ニーズ(需要)があるのか
まず、そもそもそのサービスを求めている人がどれくらいいるのか?
という問題があります。魚のいない池で釣りをしても空振りになる可能性が高いですよね。
個人的にはハゲ専門でカット料金を安くしてくれたらニーズはありそうと思ったんですが、そもそも今は1000円カットみたいな格安の床屋がありますし、そっちに行けばいい気がします。
では、うまいことハゲを隠せる髪型やスタイリングをその人に合わせて提案してくれるサービスがついていたらどうでしょうか。
これはなんとなく良さそうですが、そもそも美容院や床屋って店舗を構えないといけないので、物理的なハードルがありますよね。
どれだけ良いサービスだったとしても、わざわざ電車を乗り継いで家から遠い美容院に行こうとは普通ならないですから。
そう考えると、ハゲに悩んでいる人はそれなりにいるとは思うんですが、ハゲ専門の美容院にわざわざ通う理由はあまりなく、やはりニーズ自体が少ないのかなと思いました。
訪問美容師やネットでの髪型診断なんかだとワンチャンあるかもしれません。
プライドの問題
さらに致命的な問題として、ハゲ専門の美容院に通うということは自分がハゲだと認めることになりますよね。
男のプライドとしてそれは許さないという人が多いんじゃないでしょうか。
かなりハゲが進行している人でも、
こんなふうに思いたい人はかなり多い気がします。
男のプライドをくすぐるビジネスはうまくいくことがありますが、男のプライドを平気で傷つけるビジネスは絶対やったらダメですよね。
男はプライドの生き物だからです。
「マーケティングとは人の気持ちを想像することである」とどこかの偉い人が言っていましたが、その法則に乗っ取るとハゲ専門の美容院をやろうなんて考えは愚の骨頂なのかもしれません。
ハゲのカットは意外と手間がかかる
これは同じくハゲメンのたかたんさん(たかたんさんは凄腕理容師です)が言っていたのですが、ハゲのカットは気を使うところが多く、意外と手間がかかるそうです。
毛量の多い部分と少ない部分を見極めて、バランスがとれるようにハサミを入れていきます。
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なので、ハゲ専門の美容院はお客さんだけではなくスタッフ側の負担も大きいのです。
と思っていた自分を殴ってやりたいです。
そうやってもろもろの要素を考えてみると、ハゲ専門の美容院は流行る理由がなさそうに思えてきますね。
もしあなたのまわりに同じことを考えてて実行に移そうとしてる人がいたら、全力で止めてあげてくださいw
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