2019.03.14
若ハゲ陰キャが無謀にもナンパに挑戦した話~前編~
ハゲ=非モテ
これはまぎれもない事実であり、宇宙の真理だと思います。
「ハゲてても気にしないよ!」そんなセリフを女子からよく聞きますが、そういう人に限ってフサフサのイケメンと付き合っていたりするのを見ると、やるせない気持ちになります。
淡い希望を抱いて告白し、フラれていったハゲの魂はどこで救われるのでしょうか…。
いや、確かにハゲててもかっこよくてモテる人もいますよ。渡辺謙さんとか竹中直人さんとか。
ただ、渡辺謙には「渡辺謙」というブランドがあり、竹中直人には「竹中直人」というブランドがあるでしょうよ。
たとえば、
彼らが、全く無名の売れない俳優だったとしても同じようにモテるでしょうか?
答えはNOだと思います。
少なくとも女子からの第一印象は、「うわっ。ハゲてるおっさん来た…。テンション下がるわ…。」になるはずです。
それほどハゲというのは第一印象が悪く、モテモテの人生をエンジョイするうえで重い足枷なのです。
例えるなら、マラソンで自分だけ20キロの重りをつけて走っているようなものです。
今回は、20代にしてハゲあがってしまったハゲメンの私が、第一印象が全てともいえる「ナンパ」に挑戦した話をしようと思います。
この記事の目次
ナンパの難易度について
「ナンパ」
それは、高いコミュ力、ノリの良さ、容姿、断られても折れない精神力が求められる究極の出会い方です。女の子と知り合う方法としてはもっとも難易度が高いといっていいでしょう。
ナンパが難しい理由としては3つあります。
1.ライバルが強い
ナンパに成功する人と成功しない人の間には、草野球とプロ野球くらいの歴然とした力の差があります。
いわゆるナンパ師と呼ばれるナンパのプロフェッショナルは場数もこなしていますし、ナンパを成功させるためのスキル、マインドセットが完璧に身についています。
そのため、女心を掌握し自分のペースに巻き込むのがめちゃくちゃ上手いのです。
ですので、まずはナンパするにあたってライバルがべらぼうに強いという事実を知っておかなければなりません。
男であれば、付き合った人数やエッチの経験人数でマウンティング合戦がはじまった経験はないですか?
ナンパでお持ち帰りできたり、連絡先を高確率で聞き出せるような男は、女子に困ることがなく、みんなから尊敬され崇められることになります。
2.錯覚資産が使えない
ナンパは一瞬のノリとタイミングの勝負なので、どれだけお金持ちでも、どれだけ学歴が高くても、どれだけ有名企業に勤めていても関係ありません。
そもそもそんな人たちはナンパなんかしないだろというツッコミは置いておいて、
初見でいきなり、「オレ、東京大学卒業してるんだよね。」みたいな自慢をしてくるヤツがいたらキモくないですか。
つまり、ナンパは完全に第一印象の勝負なわけです。見た目とトーク力以外のモテ要素は意味ないといっても過言ではないでしょう。
3.女の子が断わりやすい
歩いている時にナンパされてホイホイついていく女の子は普通いないですよね。
これが、男だったらカワイイ女の子に声をかけられたら喜んでついていくかもしれませんが、女性は軽い女に見られたくないという謎の心理があるので、ナンパしてもまず拒絶から入るでしょう。
しかも、どこの馬の骨かも分からない男の誘いなんて断わるのが普通です。ちゃんと断わってくれたらまだいい方で、実際は無視される事の方が多いのではないでしょうか。
ナンパはめちゃくちゃ難しい
このように、ナンパで女の子と知り合ったり、彼女をつくるのはめちゃくちゃ難しいです。
飛び込み営業みたいなもので、カワイイ女の子と知り合える可能性は無限大ですが、難易度もマックスです。
私がはじめてナンパに挑戦するときに、この事を分かって挑戦したかというと、全く分かっていませんでした。
今思い出しても、「若ハゲで第一印象は最悪、しかも彼女いない歴=年齢」の私が挑戦するにはハードルが高すぎました。
ナンパに挑戦しようと思ったきっかけ
じゃあ、なんでナンパに挑戦しようと思ったかというと、出会いが全くなかったからです。
私は大学卒業と同時に、とある会社に就職しました。
しかし、その会社は体育会系を絵に描いたような男だらけのむさ苦しい会社で、女性社員といえばバブルの頃に入社したベテランのおばちゃんが2~3人いるくらいでした。
さらに、そんなシワの寄ったおばちゃんですら社内恋愛を楽しんでいて、普通に若い社員と付き合ったり、上司と不倫したりしていました。
モテモテのおばちゃん達を見て危機感を感じた私は、
しかし、社会人になると急激に出会いがなくなりますよね。
特に、私のような男ばっかりの会社に就職してしまうと、まじで出会いがありません。カイジみたいに地下の強制収容所で働いているんじゃないかと錯覚するレベルです。
出会いを作ろうにも、合コンをセッティングしてくれる女友達もいない。合コンに呼んでくれる男友達もいない。大学時代、ハゲで自信をなくし引きこもりがちだったツケがこんなところで回ってきました。
ウダウダ悩んでいたそんな時に、会社の中ではチャラくて遊んでいる感じの、いわゆる人付き合いがうまいタイプの先輩と飲む機会があり、出会いがなくて困っている事をその先輩に相談しました。
すると、先輩が私に向かって一言、
先輩:「よし分かった。ハゲ丸今からナンパしに行くぞ!」
そう言って、会計を済ませるやいなや、強引に夜の街に連れ出されました。
次回につづく
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