2019.03.25

若ハゲ陰キャが無謀にもナンパに挑戦した話~後編~

ぷろたん愛用のBAMBOOSHOT

どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。

本記事は前回の記事の続きになります。まだ前回の記事を見ていない方は先にそちらをご覧ください。

前回記事:若ハゲ陰キャが無謀にもナンパに挑戦した話~前編~

 

バーでのナンパ体験談

「ナンパに行くぞ」と先輩に連れていかれた先は、HUBというバーでした。

参考:HUB https://www.pub-hub.com/

ご存知の方もいるかもしれませんが、HUBはナンパの聖地みたいになっていて、ナンパ待ちの女の子とそれをハイエナのように狙う男で溢れています。

男の方が人数が多いので、基本的に女の子の取り合いになります。

お酒が入っているので、ストリートナンパよりは声をかけやすいですが、それでも相当なコミュ力とノリの良さが求められます。

いきなり道を歩いてる女の子に声をかけてこいという展開にはならなかったので、ひとまずちょっと安心しました。

先輩と2人で飲みながら狙いを定めていたのですが、入店してから5分、

先輩:「よし、とりあえずあの子たち行ってくるわ。ここで待っとけ。」

というやいなや、ZIMAを片手に先輩はターゲットの女の子たちに突撃していきました。

何を話しているのかは分からないですが、先輩にも女の子にも笑顔が見えます。

3分くらい話していたでしょうか。先輩がターゲットの席から女の子2人を連れてこちらの席に向かってきました。

ハゲ丸
うおっ!まじ!?先輩かっけー!

この時ばかりは、先輩が「神」に見えました。どんな魔法の言葉を使って女の子を連れてきたのでしょうか。サッパリ見当がつきません。

こちらの席で女の子たちと楽しくしゃべってお別れした後、気になったことを先輩に聞いてみました。

ハゲ丸
どうやって声をかけたんですか?

すると先輩は、

先輩:「えっ、普通だよ。カワイイねーとかそんな感じ。」

いやいや、そんなわけないでしょうよ。

どうやら先輩はナチュラルにナンパの天才ですが、自分がどうしてナンパに成功できるのかは分かっておらず説明もヘタなようですw

個人的には最初の声掛けと会話を広げるテクニック的なことを知りたかったのですが…。

先輩:「よし、次はお前が行ってこい!そうだな、あそこのテーブルの子たちなんかいいやん!」

ついに私の番がきました。はじめての経験にどうしていいか分からず、コミュ障の私はガチガチに緊張しながらターゲットの女の子達に声をかけます。

ハゲ丸
こ、こんばんは…。か、かわいいですね…。

ハゲ丸
お2人ですか?

ハゲ丸
何飲んでるんですか?

緊張しすぎて良く覚えていませんが、キョドりながらおそらくこんなしょうもない質問をしたと思います。

当然ですが、女の子たちの反応はすこぶる悪く、第一声は、

「はぁ…?」

生まれ変わって出直してこいとでも言わんばかりの目でこちらを見ていますw被害妄想かもしれませんが、私のハゲ頭をチラっと見てバカにしているようにも感じました。

ハゲ丸
いや、なんでもないです…。すいません…。

速攻で心が折れた私は、そそくさと先輩のところに逃げ帰ります。

ハゲ丸
いや先輩、ナンパは自分にはムリっす。全然成功する気がしません。キツイっす…。

先輩:「まだ1組だけだろ?どんどん行ってこい!」

どんどんって言われましても…。メンタルが…。

その後も2時間くらい粘って声をかけ続けましたが、結果は惨敗でした。

 

クラブでのナンパ体験談

敗北感に打ちひしがれながらHUBを出ると、先輩が「よし、次はクラブに行くぞ!」とノリノリで誘ってきます。

私はもう心が折れていたので帰りたかったのですが、

先輩:「クラブは音楽と酒で理性が飛んでるからイケるよ!」

という謎理論と、先輩のあまりの押しの強さに、とりあえず付いていく事になりました。

当然、生まれてこのかたクラブなんていうチャラい場所には行ったことなかったので、めちゃくちゃ緊張します。

ハゲ丸
早く家に帰ってシコって寝たい。そうすれば傷つかずに済むのに…。

クラブの中に入ると、私とは人種が違うと思われるパリピが爆音の中で酒を片手に踊っていました。私のようなハゲは一人もおらず、イケてる系の男女がなにやら楽しそうにしています。

そして、爆音で声が届かないので距離が近い。ほとんど抱き合ってるような姿勢で、男がひたすらに女を口説くカオスな世界が目に飛び込んできました。

私も声をかけてみますが、完全に自信を失っているのでうまくいくはずはありません。

最終的には、音楽にノッているフリをしながら誰にも声をかけずにフロアを徘徊する不審者になっていましたw

 

非モテハゲにいきなりナンパはムリ

実際にやってみて分かったのですが、非モテハゲがいきなりナンパはムリです。

ただでさえ自分に自信がないのに、さらに自信を失うことになります。

基本的にナンパは自分の見た目とトーク力に相当の自信がある、選ばれしスーパーマンが挑む競技だと思った方がいいでしょう。

非モテハゲがナンパに挑むのは、ドラクエでいうとレベル1の装備でいきなりラスボスに挑むようなものです。

見た目とトーク力しか判断基準がないナンパという競技において、ハゲというデメリットは致命的なのです。

おとなしく違う出会い方を模索するか、どうしてもナンパしたい人はトーク力を極限まで磨かないとノーチャンスだと思います。

 

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