2019.07.17
人の痛みがわかるということは大人になるということ
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
今回は、少し私の生い立ちの話をしようと思います。
自慢みたいになってしまい恐縮なのですが、私は小さい頃からスポーツも勉強もそれなりにやればできるタイプでした。
部活も県大会くらいまではいきましたし、受験も猛勉強した結果、みんなが行きたがるような有名大学に入学することができました。
男子校だったので恋愛はからっきしでしたが、他人と関わる必要がない個人競技に関しては結構な自信をもっていました。
ウザがられることを覚悟で正直にいうと、
と思っていましたし、自分の常識が世界の常識だと勘違いしていたのです。
他人に対する思いやりや気遣いは一切なく、自分と比べて成績が悪い人を、口には出しませんが心のどこかで見下していました。
若いとき特有の「なんでもやれる無敵感」ってありますよね。
マンガの主人公になったような気分で、
と信じて疑いませんでしたし、人の何倍も努力すれば絶対に欲しいものを手に入れられると思っていたのです。
そう、ハゲてしまうまでは…。
この記事の目次
ハゲてから人の痛みがわかるようになった
そんな中二病あふれる勘違いをしていた私ですが、ハゲてからというもの、それまで自己中に生きてきた報いがブーメランのように跳ね返ってきました。
「ハゲ」という悪魔的な理不尽に直面し、ゴリゴリにいじられるという経験をしてから、ようやく他人の痛みがわかるようになったのです。
自分の努力ではどうしようもない大きな壁に人生で初めてぶち当たり、天狗だった鼻をポキリと折られた結果、人と関わるのが怖くなりました。
この世の中は平等ではありません。
60代でフサフサの人もいれば、10代や20代からハゲてしまう人もいます。
人生をゲームに例えるなら、生まれた環境と遺伝子によってヌルゲーになるかムリゲーになるかが決まってしまうのではないでしょうか。
しかし、たとえムリゲーだったとしても、生まれたからには持っている手持ちのカードで戦っていかなくてはいけないのです。
他責にしたところで誰かが助けてくれるわけではありません。
ハゲたおかげで、努力ではどうしようもない事があるこの世界の現実を知ることができましたし、いろんなタイプの人間がいること、コンプレックスをもった人の心の痛みを知ることができました。
ハゲる前の状態で大人になってたら、とんでもない嫌われ者になってただろうなと思うと、ハゲて良かったなと思うわけです。
人の痛みがわかるということは大人になるということ
人の痛みがわかるようになってからというもの、不用意な発言ができなくなり、慎重にしゃべるようになりました。
ということを常に考えてしまうからです。
自分がされて傷ついたことを他人にしたくないのです。
実は、はげたん日記で記事を書いているときも、書き終わった後に何回も見直しています。
という気になるポイントが山のように出てくるからです。
気にしすぎといえばそうかもしれませんが、多くの人の目に触れるメディアなので何回も見直すくらいでちょうどいいと思ってます。
天上天下唯我独尊の若かりし頃と比べたら、相手の気持ちを想像する力が身についたおかげで、だいぶ丸くなり大人になったのではないでしょうか。
ハゲてる人の中にオラオラ系の性格がめったにおらず、どちらかというと落ち着いた優しい人が多いのも、このルートをたどってきた人が多いからだと個人的に思っています。
気を使いすぎるデメリット
しかしいくら大人になったとはいえ、ヘタな発言をしないように空気を読みすぎると以下のようなデメリットもあります。
・とがった発言ができないため話が面白くない
・自分の意見を主張できなくなる
・何考えてるのかわからないヤツになりがち
とくに、生き馬の目を抜くようなビジネスの世界や、弱肉強食の恋愛市場において、これらの要素はめちゃくちゃ不利に働きます。
そもそも、すべての人に嫌われないように気を使っていたら発言なんてできなくなります。
やっぱり、注目を浴びる人はポジショントークがうまいですし、自分の意見をしっかり持っている芯の強さみたいなものがあります。
反対に、気を使いすぎてまわりに合わせている人は、こういった主張の強い人の意見に流されてしまいがちです。
半ばあきらめ気味に思考停止して強い人の意見に流されているのはラクなんですよね。
その結果、都合よく使われて損な役割を押し付けられたり、最悪洗脳されたりしてしまいます。
大人の気づかいと自己アピール力を兼ね備えた人物が理想ですね。
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