2021.07.15
タバコを吸ってるとハゲやすいは本当か?真相を調べてみた
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
タバコが身体に悪いのはもはや常識になってきてますよね。私はタバコ吸わないのでこの世の中の流れには大いに賛成なんですが、最近は喫煙者の肩身が狭すぎて逆にかわいそうになるくらいです。
それでもまだタバコを吸い続けるという方、「タバコを吸うとハゲやすくなる」と聞いたらどうでしょうか?
自身の健康やタバコの値段高騰に加え、見た目の劣化もプラスでついてくるとなるとさすがにちょっと心が揺らぐんじゃないでしょうか。
今回は、タバコと薄毛の関係について調査しましたので紹介します。
この記事の目次
タバコと薄毛の関係
まず前提として断っておきたいのは、タバコは薄毛になる原因の一つに過ぎないということです。
薄毛の原因として最も大きいのは悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が抜け毛を誘発するAGA(男性型脱毛症)です。
AGAになりやすいかどうかは基本的に遺伝で決まるので、どれだけ生活習慣に気を付けていようがタバコをやめようが放っておくとハゲる人はハゲてしまいます。
ですので、まずはこの原因を対策するのが先決なのですが、なかにはタバコを含む生活習慣が原因で薄毛になってしまっている場合もあります。
もちろん、これらの2つの原因が同時に発生していることも。
なので、タバコを辞めたからといってハゲないとは言い切れませんが、生活習慣に気を使わないよりは気を使った方がいいし、少なくとも何の対策もしないのと比べると何かしらの対策をした方が薄毛になりにくいと言えます。
薄毛改善は総合力の勝負です。これだけやっとけば安心ということはなく、出来ることは全部やるぐらいの勢いで取り組むのが吉なのではないでしょうか。
生活習慣に気を付けることは薄毛の「必要条件」ではありますが「十分条件」ではないということです。
そのうえで、タバコが害となる理由を以下に挙げていきます。
タバコがAGAの原因となる男性ホルモンを増やす
タバコは、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンを増やしてしまうことが分かっています。
ハーバード大学の公衆衛生学部が、中年男性およそ1200人を対象に喫煙者と非喫煙者の男性ホルモンの量を調査したところ、喫煙者は非喫煙者よりジヒドロテストステロン(DHT)が13%も増加していることが判明しました。
参考:https://www.mouhatsu-saisei.com/male/aga-cause/
ジヒドロテストステロン(DHT)は抜け毛を増やしてヘアサイクルを乱す恐ろしい悪性の男性ホルモンで、AGA治療をしている人の多くはこのジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑えるための薬やサプリを飲んでいます。
そんな努力を無駄にしてしまいかねない威力がタバコにはあります。
タバコで血流が悪くなる
タバコに含まれるニコチンは、自律神経を刺激して血管を収縮させるために血流を悪くする効果があるといわれています。
髪の毛を育てる栄養は血液によって毛根へと運ばれていくので、血流が悪くなってしまうと髪の毛に栄養が十分に行き渡らず、髪の毛が成長しにくくなります。
髪の毛の成長に必要なビタミンが奪われる
髪の毛が健康に育つための栄養素のなかでも、ビタミンは重要な役割を占めています。
特にタバコが悪影響を与えるのは、ビタミンCとビタミンB12です。ビタミンCはニコチンによって壊れやすく、ビタミンB12はタバコに含まれるシアン化水素という物質と結び付きやすいため、体内に不足しがちです。
しかも、ビタミンCは血管を拡げる作用をするビタミンEの吸収率を上げる作用があるのですが、これがニコチンによって壊されることでビタミンEの吸収率が悪くなり、その結果血流が悪くなってしまいます。
対策
対策としては禁煙。これにつきます。
愛煙家の方にとってはつらいとは思いますが、これを機に禁煙にチャレンジしましょう。
浮いたお金で育毛剤や育毛サプリを購入すれば、髪の毛にとっても一石二鳥ですよ。
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