2021.07.05
ハゲ薬を飲むと精子が減少する?真相を調査した結果
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
薄毛治療薬として一番有名なのはみなさんご存知のフィナステリドではないでしょうか。薄毛の原因である悪性ホルモン「ジヒドロテストステロン」の分泌を抑える薬で、AGAクリニックに行くとまず処方されるのがフィナステリドになります。
そして、さんざん言われていることですがフィナステリドも万能ではなく、数々の副作用が起きる可能性があります。
そのなかに精子の減少という副作用があるのをご存知でしょうか?
この記事の目次
フィナステリドを使用するリスク
精子が減少するため子供ができづらくなる
アメリカで発表された論文に、フィナステリド(プロペシア)を飲んでいた人が服用を中止すると、一部の人で精子の濃度が約3.2倍になり、精子の数が11.6倍になったというデータが発表されました。
フィナステリドを服用した一部の男性で精子の数が減少 ロイターメディカルニュース
精子の濃度や数がそれだけ違うと、精子と卵子が受胎できず不妊になってしまう可能性があります。最悪、無精子症や奇形だらけの精子しか残らないことも。
不妊は女性だけの問題ではなく男性側に問題あることも多いといいます。不妊治療に女性が足しげく通って何も異常がなくても、男性側に問題があれば妊娠できないんですね。
「自分は大丈夫。」という謎の自信を男性はもってしまいがちですが、子供を作りたければフィナステリドはやめておくのが無難といえます。
性欲減退、EDでセックスレスになる
プロペシアの副作用で、「性欲低下(リビドー減少)」が1.1%に、「勃起機能不全」が0.7%に認められています。
「可能性は低いから大丈夫だろ。」と思ってしまいがちですが、プロペシアを使用した人の口コミなどを見ていると、データ上の確率より実際に副作用を感じている人が多いようにも思われます。
やはり、男の象徴である男性機能に問題が生じる危険性を踏まえたうえで服用しなければいけません。
うつ症状がおきる可能性も
精神的に落ち込む、気分が乗らないといったうつ症状もフィナステリドの副作用として報告されています。
これはフィナステリドが活発性や男性らしさを司る「テストステロン」という男性ホルモンを減少させてしまう可能性があることが理由です。
米国立生物工学情報センターの資料には、前立腺肥大症の患者470人にフィナステリドを投与したところ、血中の男性ホルモン濃度が低下したという研究結果があります。
【参考元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26053014】
フィナステリドを飲むのを止めたら症状はなくなるのか
これだけの怖い副作用を見せつけられると、いくら髪の毛が生えるとはいえ服用するのを躊躇してしまうのではないでしょうか。
「でも、もう使ってしまってるし…。」という方でも大丈夫です。
フィナステリドの服用をやめてからおよそ1ヶ月で、血液中から有効成分が消失するので元に戻ります。
ただ、プロペシアを販売しているMSD社によると、プロペシアの影響を完全に排除するためには、子作りをする3ヶ月前から服用を中止することが推奨されています。
性欲と薄毛改善を両立させる方法
フィナステリドの副作用が危険なのは良くわかりましたが、薄毛改善をあきらめきれない人もいると思います。
そんなときに頼りになるのが「育毛サプリ」です。
プロペシアは脱毛ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑える役割がありましたが、実は育毛サプリに含まれているノコギリヤシエキスやイソフラボンという成分にも似たような効果があります。
抜け毛を抑えて育毛する効果はプロペシアほど強力ではないのですが、その分副作用がないのが最大のメリットです。
ですので、リスク回避したい方は育毛サプリの方をおススメします。
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