2021.04.08
「薄毛は遺伝だから治らない」は本当か?諦めずに取り組むべき育毛対策とは~前編~
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
私は20歳の頃からハゲ始めたのですが、両親ともに薄毛だったし、祖父も祖母も両方薄毛だったので「あぁ、自分もハゲる運命なのかも」といった感じで、とくに何の対策もせずに放置していた時期がありました。
ただ、当然ですがハゲ散らかし具合は悪化する一方で、気づいたら誰が見てもわかる立派な若ハゲになっていました。
確かに、ハゲ家系に生まれたことは不運で呪いたくもなるのですが、だからといって潔くハゲを受け入れあきらめますか?
一生、親のせいにして卑屈に生きていきますか?
そんな簡単に髪の毛をあきらめたくないですよね。
ひと昔前までは、遺伝だからしょうがないとあきらめ、カツラや増毛に頼るしかありませんでしたが、現代では薄毛の研究が進み、ハゲる運命に抗って戦う意志のある方はハゲを克服できる時代になってきています。
薄毛遺伝子は実在する
薄毛に悩んでいる方には残念なお知らせですが、薄毛の遺伝子は存在します。
「ひょっとしたら、ハゲと遺伝は関係ないんじゃない?」と期待していた方はすみません。
しかし、父親や母親、親族がハゲやすい遺伝子を持っていたとしても100%必ずハゲるというわけではありません。両親がゴリゴリハゲているのにフサフサな人や、逆に両親はフサフサなのにハゲてる人もいますよね。
以下でハゲと遺伝のメカニズムについて紹介します。
遺伝でハゲるメカニズム
薄毛は主に男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素である「5αリダクターゼ」が結びつき、「ジヒドロテストステロン(DHT)」が生成されることによって引き起こされます。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、脱毛に作用する凶悪なホルモンで、毛根に存在する「アンドロゲン受容体」に受け取られることで、髪の成長を抑制したり皮脂を過剰に分泌したりして髪の毛の育成に悪影響を及ぼします。
わかりやすく解説した記事があるので興味のある方はご覧ください▼
そもそもなんでハゲるの?薄毛の元凶であるジヒドロテストステロンを減らす方法
そして、
- アンドロゲン受容体
- 5αリダクターゼ
この2つの物質は、遺伝によって生成量や反応が増減することがわかっています。
つまりは、
「5αリダクターゼの活性が高い遺伝子をもっている」⇒ 脱毛ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」が増加しやすい
「アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子をもっている」⇒ 髪の毛が脱毛ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響を受けやすい
となるため、遺伝によってハゲたりハゲなかったりすると考えられているのです。
もちろん、ハゲる原因は遺伝以外にもあります。例えば頭皮環境の悪化、血行不良などです。
しかし、少なくとも上記の2つのハゲやすい遺伝子をもっている方は、その遺伝子をもってない方に比べてハゲやすい事は間違いないでしょう。
後編に続く
「薄毛は遺伝だから治らない」は本当か?諦めずに取り組むべき育毛対策とは~後編~
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