2021.01.09
抜け毛の本数よりも抜け毛の状態をチェックしよう
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
枕元や排水溝にたまった自分の髪の毛を見てショックを受ける気持ちは非常にわかります。
ですが、抜けていった髪の毛たちを横目に少し立ち止まってみてください。そして自分の髪の毛を手に取り、じっくりと観察してみてください。
抜け毛の本数よりも大事なチェックポイントがあります。
この記事の目次
抜け毛の本数よりも抜け毛の状態をチェックしよう
抜け毛の本数よりも大事なもの。それは抜け毛の状態です。
自分の抜け毛をチェックしたときに、抜け毛の状態が太くて長ければまだ大丈夫、細くて短ければハゲる危険サインと考えてください。
なぜ、抜け毛の本数よりも抜け毛の状態が大事なのかというと、ヘアサイクルという概念が関係しています。
髪の毛が生え変わるサイクル
髪の毛は通常であれば以下のようなサイクルで生え変わります。
出典:花王 ヘアケアサイト
これをみるとヘアサイクルは大きく3つのサイクルに分かれていることがわかります。
1.成長期
髪の毛が成長していく期間です。ヘアサイクルのうちのほとんどの期間を占めます。通常であれば4~6年ほどかけて1本の髪の毛は成長し、成長期が長ければ長いほど髪の毛は太くて長い髪に成長します。
2.退行期
髪の毛の成長が止まる期間です。毛根が次第に縮小していき毛母細胞の細胞分裂が少なくなることで髪の毛の成長が止まっていきます。この期間は通常は2~3週間で終了し、すぐに休止期に移ります。
3.休止期
完全に髪の毛の成長が止まり、毛穴の奥で新しい髪の毛がつくられていきます。そして数カ月の準備期間を経て、新しい髪の毛に押し出されるようにして古い髪の毛が抜け落ち、新たな成長期のサイクルへと突入します。
抜け毛が短く細い状態で抜けている人は要注意
髪の毛の「成長期」は通常4~6年といいましたが、ハゲる人は髪の毛の成長が数カ月~1年で止まってしまうため、太く長く成長する前の段階で髪の毛が抜け落ちてしまいます。
そうすると、髪の毛は細く短い毛が目立つようになり、髪全体のボリュームが失われるので髪の毛のスキマから頭皮が見えてしまうハゲ状態に陥ります。
出典:花王 ヘアケアサイト
本人の髪質も影響しているのですが、最近髪の毛にコシがなくなったとか、髪の毛が細くなってきたという人はヘアサイクルを全うする前に髪の毛が抜けてしまっている可能性が大です。
ですので、本当にチェックしなければいけないのは抜け毛の本数ではなく、抜け毛の細さと短さなのです。
一般的に一日に抜ける髪の毛の本数は約100本くらいといわれています。しかし、当然日によってバラつきはありますし、一日中同じところに座って自分の抜け毛を数え続けるわけにはいきませんよね。
なので、
という人は、一度自分の抜け毛をチェックしてみることをおススメします。
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