2020.12.13
きっしーのコンプレックス論
どうもきっしーです/(^ー^)
この記事にたどり着いたあなたは、おそらく薄毛というコンプレックスを抱えた方がほとんどだと思います。
もちろん僕もそのひとりですが、「その度合いはどのくらいだ?」と問われれば皆様よりも少ないかもしれないし、多いかもしれない。
つまり、人のコンプレックスの度合いというのはその人にしかわからないという事です。
では、このコンプレックスを乗り越えるにはどうすればいいのか?
僕は、2つの方法があると考えています。
- そのコンプレックス(困難・悩みなど)を解消した時
- そのコンプレックス(困難・悩みなど)を認め、受け入れた時
この記事の目次
❷ そのコンプレックス(困難・悩みなど)を認め、受け入れた時
あなた : え? 順番逆じゃない?
その理由は、後でお伝えします。
この乗り越え方を言い換えれば、諦めとも言えます。
ですが実はこの方法が一番簡単で、一番楽な方法です。
例えば、薄毛で悩んでいた場合、「もう坊主でいいや」と薄毛の改善を諦めた時、自分の理想への追求はそこで止まり、違う目標へと切り替わると思います。
そこで注力した薄毛対策や抱えてきた悩みは一気に解消され、その分の時間と労力は違う事に注がれます。
しかしながら、その境地に達するには数々の苦労や葛藤と戦わなければなりません。
その意味で一番簡単で楽な方法ではありますが、結局のところ次にお話する❶を経験するしかなのです。
❶ そのコンプレックス(困難・悩みなど)を解消した時
これは悩みの程度や種類にもよるのですが、多かれ少なかれ苦労を伴います。
「薄毛」という悩みで言えば、髪の毛を増やすための時間と努力、さらには必然とお金もかかってきます。
では薄毛において、「その苦労を乗り越えた時に悩み(コンプレックス)が解消される」という事を定義するならば、「理想的な毛量を獲得すること」だと思います。
果たしてそんな事はありえるのか?
答えはNOです。
なぜならば、理想というものは、現実によってたびたび変化するからです。
薄毛治療を例にあげると、治療をはじめたとしても、満足のいく毛量を獲得することができないかもしれません。
それは人間は日々年齢を重ね、成長とともに退化もしているからであり、肉体的にも限界があるからです。
その時に、理想と向き合い妥協が生じてきます。
そして、目標を再設定し、再び動き出します。
また、薄毛治療における他の例をあげます。
同じく治療にて、自分が思い描く毛量になり、満足のいく結果になったとします。
すると、人間は更なる欲望が生まれます。
「もっと増やしたい!」「この状態をキープしたい」「お金をこれ以上かけたくない」「くせ毛を直したい」等 . . .
ではなぜこの欲望が出てくるかというと、その現状にまだ不満があるからだと思います。
つまり、理想や目標が、現実によって再設定され、現状に不満を抱えてしまうからなのです。
いわゆる「ないものねだり」ですね♬
例は他にもありますが、結局何がいいたいのか? と言いますと、
「コンプレックス」は一生つきまとう
ということです。
そういった意味でコンプレックスを乗り越える方法は、❷で生きて行くか、❶を追求し続けるかだと思います。
コンプレックスは武器
ここまで、コンプレックスというものを悪いものとして述べて参りました。
しかしながら、この記事で僕が真に申し上げたい事はコンプレックスは武器であり、自分自身を形成するためにはなくてはならないものだという事です。
わかりやすい例で言えば、お笑い芸人です。
今の時代はなかなかそうも行きませんが、お笑い芸人にとって、容姿の悪さは武器になったりもします。
このコンプレックスというものを武器に、お金を稼ぎ生活をしています。
また違う例で、僕の個人的なお話をいたしますと、僕も以前お笑い芸人をしておりました。
なぜ、お笑いを始めたのか?というと、お笑い芸人のかっこいい姿をみて憧れた、というのも大きな理由の一つですが、もう一つ大きな理由がありました。
それは、自分自身が面白くない人間だと思ったからです。
つまり、面白くない自分がコンプレックスだったのです。
このコンプレックスが原動力となり、面白くなるために、売れっ子芸人を目指して生きてきました。
しかし、実際にお笑い芸人になって痛感したのですが、どんなに努力をしてもそうなれない自分もいるということです。
そんな時期に、僕は本格的に薄毛が進み始めました。
これは武器になる! と思ったのですが、そう簡単にはいきませんでした。
それは、もっとハゲていてもっと面白い人がたくさんいたからです。
自分が持っているピストルは、バーズカーやロケットランチャーには勝てなかったのです。
さらに、ピストルを持っていても、普段使っていないと、使い方がわからず、ただ戸惑っていました。
そして、自分がお笑い芸人であることを諦めました。(ネタをやらないという意味で)
そんな時に出会ったのが、このハゲタン日記とYouTubeでした。
始めた当初は、それでも自分の武器を生かしきれず自分の存在意義に疑問を持っていました。
そこで、先に述べた❷の『自分自身を認める』という事に振り切りました。
武器の使い方を自分なりに追求した結果、今の自分ができることをやれば良いという結論に至り、自分のスタイルを確立し始めました。
そして現在、きっしーのYouTubeチャンネルはまだまだ底辺(言い換えれば発展途上)ではありますが、登録者数1000人を突破し収益化することもできました。
確かにハゲである自分は嫌です。ですが、そんな自分だからこそできることがあると思っています。
そして、それが自分を動かす武器であり、今の自分自身を形成するものになっています。
そう考えると、今の自分はコンプレックスに生かされているんだなと思います。
悩むことに悩むな! もっと悩め!
いいことばかりの世の中になるに越したことはありません。
ですが、この悩みがなければ、自分を動かすこともできません。
悩むことは悪いことじゃない。苦しいけれど、それがいつか花開く時がくる。
ある事を諦めたとしても、違うやり方でまた目標を目指し始めるから。
少し熱く語りましたが、僕の今の目標は半年間でハゲ散らかした髪の毛をもう一度復活させ、YouTubeで新しい事だけに専念する事です。
そして、YouTubeをバズらせ . . .
モテたい…
結局、「モテない」っていうのが、僕の一番のコンプレックスです。👋
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