2019.08.26
世界からハゲがいなくなる!?夢の毛髪再生医療とは
どうも。ハゲメンライターのハゲ丸です。
ハゲてしまってからというもの、常々こう思っていました。
完全に他力本願ですが、需要があればそこにビジネスチャンスが生まれるということで、革新的な薄毛改善法が出てこないかなぁとうっすら期待していたわけです。
と半ばあきらめていたのですが、
なんと、ありました。
正確には実用化はされておらず、まだ研究段階なのですが、再生医療技術を使って永続的に髪の毛が生え続けるというのです。
今回は、世界からハゲがいなくなるかもしれない画期的な毛髪再生医療について紹介します。
この記事の目次
毛髪再生医療の仕組み
毛髪再生医療は、理化学研究所と医療ベンチャー企業のオーガンテクノロジーズが現在共同で進めている研究です。
その仕組みは、
- 正常に髪の毛が生えている毛包(髪の毛を作る器官)に存在する細胞を取り出して培養する
- ハゲている部分の毛包の細胞と入れ替える
- ハゲている部分からも髪の毛が生える運命に細胞レベルで書き換えてしまう
という再生医療技術になります。
※出典:毎日新聞
これってすごくないですか?
細胞レベルで入れ替えるという事は、AGAの原因である脱毛ホルモンの影響を受けにくい後頭部の細胞が、つむじとか生え際に移植されるわけです。
ということは、一度移植すると基本的に健康な髪の毛がずっと生え続けるので、AGA治療薬や育毛剤を使い続ける必要はなくなります。
また、植毛は単に髪の毛の「移動」なので髪の毛の総量は増えませんが、毛髪再生医療では細胞を培養することで髪の毛の総量を増やすことができます。
これがもし実用化されたら薄毛業界を揺るがす大事件になるでしょう。
AGAだけでなく、円形脱毛症や生まれつき髪の毛が少ない先天性脱毛症の人も救えるポテンシャルがこの技術にはあります。
ハゲ改善は再生医療が正義!という世の中が来るかもしれません。
実用化はいつ?
実用化のめどですが、2020年を目標に研究が進んでいるそうです。
すでにヌードマウスを使った研究は終わっており、細胞を移植した部分から持続的にヘアサイクルを繰り返すことが確認されました。
2018 年 7月から動物を用いた非臨床安全性試験を実施しており、2019年中には人間での治験が始まる予定です。
ヌードマウスでの検証結果▼
出典:http://www.organ-technol.co.jp/uploads/2018/06/c799cae95fa4e4f0f6b0b27ee37959ea.pdf
もちろん、治験で思ったような結果が出ずに実用化が遅れることや、そもそも実用化されないことも十分に考えられます。
ですが、もし実用化されたら夢のような話ではないでしょうか。
気になる値段は?
実用化されたときに気になる値段ですが、まだはっきりはしていません。
ただ、オーガンテクノロジーズ代表取締役の杉村泰宏さんいわく、
私たちは細胞を加工する技術を持っていて、医療機関にその技術を提供するのが役割なので、最終的に皆さんのお手元にいくらでというのは現状でははっきりしていない。
毛髪に関する飲み薬や塗布剤のような解決法がいくつかあるが、そういう金額からスタートするというよりは、他の再生医療と同じような金額になっていくだろう。
申し訳ないが、最初は高額なところからスタートせざるを得ないと思う。もちろん、皆さんのお手元に届くための金額にもっていくというのが企業としての役目なので、企業努力する。
とのことで、かなりの高額になることが予想されます。
おそらくですが、今のAGA治療と同じく保険適用もされないので、症例が積み重ならないうちは天竜人しか手の届かない値段になるのではないでしょうか。
例えば、脂肪由来幹細胞治療という再生医療がすでに実用化されているのですが、自費診療でこのくらいはかかってきます。
見ての通りかなり高額ですよね。
毛髪再生医療の場合、細胞を3種類取り出して培養しないといけないのと、症例がないことから最初はもっと高額になりそうです。
一般ピープルにはちょっと厳しそうですね。
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