2019.04.25

AGA治療薬の種類とそのリスクについて

ぷろたん愛用のBAMBOOSHOT

AGA治療をおこなう際、もっともポピュラーなのが投薬治療です。では、どのような治療薬を用いてAGAを改善するのでしょうか。今回はAGA治療薬の種類や効果、また副作用のリスクなどについて解説します。

 

1.AGA治療薬の種類

それでは早速ですが、AGA治療薬の種類について見ていきたいと思います。日本では厚生労働省によって、以下の3つの有効成分に対して「発毛効果がある」と認可が下りています。

 

1-1.フィナステリド

フィナステリドは薄毛のリスクファクターの産生を抑制し、抜け毛を予防することに特化した成分です。フィナステリドを配合した代表的なAGA治療薬が、AGA治療薬のパイオニアともいえるプロペシアです。

 

フィナステリドはもともと、男性に見られる前立腺肥大の治療薬として用いられていましたが、低用量での使用において発毛効果があることも分かってきたため、AGAの治療薬として転用されることとなりました。

 

1-2.デュタステリド

デュタステリドもAGAのリスクファクターであるジヒドロテストステロンの産生を抑制します。ただ、フィナステリドよりも高い効果が報告されており、AGA患者さんにとっては明るい材料となっています。

 

1-3.ミノキシジル

ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として用いられていました。ところが、ミノキシジルを服用している人に発毛がみられたことから、発毛剤として転用されることとなりました。

 

2.AGA治療薬の効果

AGA治療薬の種類について知って頂いたところで、次にAGA治療薬の効果について解説していきたいと思います。

 

2-1.フィナステリドの効果

AGAのことを日本では男性型脱毛症と呼んでいますが、男性型脱毛症のリスクファクターとして、ジヒドロテストステロンの存在があげられています。

 

ジヒドロテストステロンは男性ホルモン受容器であるアンドロゲンレセプターと結合し、有害なサイトカインを産生します。その結果、抜け毛が増えることとなるのです。

 

フィナステリドには、ジヒドロテストステロンの産生を抑制し、抜け毛を予防する働きがあります。また、抜け毛予防だけでなく、発毛に関しても一定の効果が認められるということです。

 

2-2.デュタステリドの効果

抜け毛のリスクファクターとしてジヒドロテストステロンの存在があげられていましたが、ジヒドロテストステロンが産生される際に、5α-リダクターゼと呼ばれる還元酵素が触媒としての役割を果たします。

 

フィナステリドやデュタステリドには5α-リダクターゼの働きを阻害することで、ジヒドロテストステロンの産生を抑制する効果があります。

 

5α-リダクターゼの働きを阻害する効果に関して、デュタステリドはフィナステリドの3倍の効果があるとされています。そのため、発毛効果もフィナステリドの1.6倍あるということです。

 

2-3.ミノキシジルの効果

ミノキシジルには血管を拡張して、血行を促進する効果があります。血液には酸素や栄養、白血球などが含まれており、ミノキシジルを利用することで頭皮への血流が増せば、髪の毛が健康に育つ土壌を整えられるという訳なのです。

 

3.AGA治療薬のリスク

AGA治療薬に限ったことではありませんが、化学的に製造された医薬品には、必ずといってよいほど副作用のリスクがともないます。では、AGA治療薬にはどのような副作用のリスクがあるのでしょう。

 

3-1.フィナステリドのリスク

フィナステリドのリスクとしては、男性機能の低下があげられています。それほど高確率ではないのですが、フィナステリドを使用した人に勃起機能不全やリビドーの減少といった副作用が起こるということです。また国内での発症例はないものの、肝機能障害を発症するリスクもあるということです。

 

3-2.デュタステリドのリスク

デュタステリドにもフィナステリドと同様、男性機能低下の副作用が見られるということです。勃起機能不全やリビドーの減少以外に、精液量の減少や精子数の減少などもあげられています。

 

3-3.ミノキシジルのリスク

国内では外用薬としてのミノキシジルだけが認可されており、それほど副作用のリスクは高くありません。ただ、体質に合わなかった場合、アレルギーやかゆみを発する可能性があるということです。

 

4.内服タイプのミノキシジルについて

国内では塗り薬タイプのミノキシジルだけが認可されていますが、AGA治療を専門とするクリニックでは、タブレットタイプのミノキシジル(通称ミノタブ)を利用しているケースもあります。

 

なぜなら、外用薬としてのミノキシジルよりも、内服タイプのミノキシジルの方が、発毛効果が高いからです。ただし、内服タイプのミノキシジルには心臓への負担を増すというデメリットもあります。そのため、必ず医師の指導下で服用する必要があります。

 

5.まとめ

AGA治療薬はここで紹介したもの以外にも、海外製の安価なジェネリックも多数存在しています。ただ、海外製のものには粗悪品も多く、取引に関するトラブルも後を絶ちません。やはりAGA治療をおこなうのであれば、専門のクリニックを受診した方が良いでしょう。

  • Tweet
  • Share
  • Hatena
  • Poket
  • LINE